1. 学校の成績を上げるためには、学校の授業を良く聞くこと。黒板に書かれたものをただ写すだけでは意味がない。自分なりに頭に入れやすいように要点だけを書き残すこと。説明を聞かずにノート作成だけにエネルギーを費やすのは無駄になることが多い。宅習帳も写して終わらすのはもったいない。解き直しや、覚えるために活用しよう。
2. 定期テストは、テスト範囲を塾の問題集でやる。家では、範囲表で指定された教材をやって、出来なかった問題を出来るまで繰り返す。成績の上がらない人は、だらだらやるので問題を解くのに時間が掛かり過ぎて、全部の範囲を終わらすことなくテストを受けている。
3. 成績の悪い人の特徴は、①問題文をよく読まない。②分からない所をそのままにする。③苦手、面倒くさい問題を解きたがらない。④塾の解説を聞かず、答えだけを見る。
逆に良い人は、①計画性がある。②素直である。③問題を速く解く。④科目間のバランスがよい。⑤解説をよく聞いている。
つまり「心掛け」を変えなければできるようになりません。そして大切なのは「真面目さ」と「集中」です。一日一日の積み重ねが大切です。他人も勉強している以上、テスト前だけ頑張って、あとは気を抜く繰り返しでは成績が上がるはずがありません。
4. 塾では、基本的には「予習をすること」と「テスト前に復習すること」。これを繰り返して、「過去問演習に入ること」です。フリータイム生以外は、学校の宿題を塾でやっていると塾本来の学習が出来ないし、図書館や家で勉強しているのと同じです。フリータイム生以外は、宿題を禁止したいというのが本音です。
伸び期に入った生徒の特徴
- 解説を良く聞いている (聞くスピードも1.5倍から2倍速で聞いている)
- むやみやたらに質問せず、疑問点「なぜ」を聞きに来る。
- 解くスピードが速くなった。
- 席を立つ回数が減って、長く座って学習できるようになった。