中1の女の子がいて、まだ2ヶ月足らずなので、塾の勉強はどう?
と聞いたら、楽しいと言ってくれた。別に何も冗談を言って楽しくさせているわけではない。
楽しいというのは、最高の言葉だと思う。
人間誰でも楽しく生きていたい。楽しいのが一番。でも学習が楽しいというのは、なかなか出ない言葉だと思う。
楽しいというのは、分かるし、進むし、自分のペースでやれるからだと思う。
その子は、一旦やった問題を自信がないならもう一度印刷して解きなおしをする。
これを見て感心した。最初は詳しくやり方を説明する。またどうしてこれをするのかは説明するが、なれてきたら、こうしろああしろとはあまり言わないようにしている。
中1とか小学生あたりから、自分で分からないときには、反復するとか、解きなおしをするとか、学校の授業を復習にしたほうがいいとか、自分なりに考えた、自主学習ができるということはすばらしいことだと思う。
自分の塾は、いろんな教材を開発してきているし、子供のレベルに合わせて、まったくわかっていない子用、普通の子用、できる子供用とどの子にもあった教材を今も作り続けている。
基本原理は、説明のない教材では、学習はしにくい。読むだけでは、脳ミソに入りにくい。たったこれだけの根本原理だが、
世の中どうだろうか。
大体基礎もないのに問題を解いていることが多い。
このブログを見ている賢者ならお分かりだろうが、基礎を十分入れ込んで、しかも相当時間をかけて基礎を定着させるということは容易ではない。
これが出来ていないから、学習が楽しくなくなるのだろう。
楽しいなら、結果も当然の如くうれしくなる結果になる可能性が高い。
すきこそ物の上手なれ。