自分も酷い学習をしていたからよく分かるが、何をやるか、どうやるか、またどのような考え方でやるべきなのか、明確にしていないので、時間をかけた割りには、伸びない学習をしてる人の割合が多い気がする。
ざっくり言って、何をやるか、教科書と過去問がやるべきことで、どうやるか、本を目で読むだけより、音声があったほうがいいし反復して覚える、どのような考え方と言うのは、疑問を持ってなぜかと考えることだと思う
ノートに書くのが宿題。基礎もないのにやたらと問題を宿題に出す。範囲があってほとんど同じ問題でテストが出る。模試の過去問を模試の前に出す。
なんかおかしい。
まともな学習と言うのは、派手でもなんでもない。当たり前のことを人間の脳みその構造にあったやり方で、無理なく学習することだと思う。
脳ミソの構造にあった学習をやれば、いやでも学力は伸びる。あまりにも脳ミソの構造つまり反復と理解というのを無視して
形だけの学習作業に終始している習慣を身につけさせているので、
高3あたりから塾に来ても、まったく異文化にきたような拒否反応を示す
ことがある。
習慣それも長期にわたると、脳ミソが、反復とか、疑問を
もつとか、同じ問題を短時間で解きなおすとか、指導しても素直に受け入れられなくなる。
何がまともか、指導するほうは、恒に疑問を持って指導すべきだと思う。
学習なんてよくよく考えて取り組まないと後で取り返しのつかないことになる。
変な習慣を抜くのに時間がかかる。皮肉なことにまともに学習したことのない人の方が、
大きく伸びることがある。