本当のところなんでパソコンこだわってやっているのか。それを説明したい。
まず受験で一番重要なのが、過去問演習だと思う。大学受験なら、それぞれの大学はレベルも傾向も違う。問題をプリントとして,渡し解かせる。そして、出題傾向とか、学習の方向性とか示すには、詳しい解説があったほうがいいとおもう。
高校入試でもそうだが、塾生の学力の伸びは、過去問を十分解いて、復習するとき力がつくのは間違いないと思う。解説が必要なのは、過去問についてで、これがあるのとないのとでは雲泥の差がある。解き方が分かるのだ。
解説というのは、英語とか国語でもそうだが、本文がパソコンだとそのまま文章がパソコンの画面上に出せる。数学でも図形がそのまま出せるし、理科たとえば物理などほとんど図のないものはない。
こういうのを黒板授業とかで説明するとなると、相当な時間がかかる。まず図を書くのに時間がかかる。数学でもそうだ。英文などや文章題とかまず、黒板に書くなどしていたらまともな説明はできない。これは、経験したら分かるだろうと思う。
生徒が解いて何度でも過去問の解説を聞かせると子供の脳が、問題形式になれて速く問題が解けるようになるのだ。
二倍速や2,5倍速で何度も反覆させる。そうすると、脳みその回転速度も上がる。そのために解説を作っているのだ。スピードと正確さを同時に身につけること。これをどうやるかだと思う。
昔、センター英語の1年分解説するのに1日かけたことがある。解き方まで説明するとそのくらいかかる。教える方も教えられる方もくたくたになる。誠実に教えようとすると本当に大変な作業だと思う。
だから、授業で過去問扱うとしてもほんの一部しか解説できない。これは、物理的に無理な話なのだ。
世の中に多く出回っている教材で、過去問について詳しく1問1問音声で解説を加えたものは、ほとんどないと思う。解き方や学習の進め方まで大学ごとや、高校また中学ごとに過去問を解説するとわかるのは、無駄な学習をしなくなる。目標決めずにやると無駄どころか、路頭に迷う可能性が高い。
合格者は早めに過去問の分析をやっている人が多いと思う。しかし、たとえば九州大学を受験するとして、福地大先生の物理や化学そして数学の解聞きながら演習するのと、赤ほんの解説見てやるのとでは、理解力と問題分析力に大きい差が出ると思う。
こういう細かな教材を作っていると、無駄な学習を多くの子供たちがしているの分かる。これは、自分らもそうだったのだと思う。過去問は、学習の方向付けと終着点を教えてくれる。
過去問は非常に重要で、自分でやるとなるといい加減にやる恐れがあり、特にセンターや県立入試でも解説ないと、効率よくできない可能性が高い。
やればいいというわけでもない。いつやるかとどうやるかも重要な要素になると思う。それも人しだいだと思う。