子供はそれぞれ個性と言うのを持っている。学習能力のある子も一つの個性で小学生、中学生の頃に子供の能力を見つけ、引き出すと言うことは、大切なことだと思う。いくら素質があっても開花させないと眠ったままではどうしようもないことだろう。素質のある子は、小学生と中学生のときに開花することが重要だと思う。
まず、最初に小6で教えた原田君。家庭教師の形だが、ラサール受験一ヶ月前、で面倒を見た。模擬試験の判定が悪かったからだが、一日教えたらこの子は受かると直感した。理解力が群を抜いていた。どうしてこの子がこの成績なのか不思議だった。過去問を解かせながら、解き方を教えた。開塾のきっかけとなった恩人の子供さんだが、その後、ラサールを文系一番で卒業して、東大法に行った。今は、モルガンスタンレーの投資部にいるという。公認会計士の試験を半年の勉強で受かったと言う逸話がある。集中力と理解力がやばかった。
山崎3兄弟。全員ラサールに行った。上の子が、九大医学部、次が、東京医科歯科、最後は、九大医学部に行った。母親が熱心だった。やはり、母親の力は大きいと思った。
近藤君もいる。この子は、将棋が強かった。ラサールに行かなかったら、プロ棋士を目指していたかもしれない。大会とかでも上位に食い込んだ。この子は、原田君と同等の素質とにかく理解力がすごかった。一を教えて十を知る。京大に進んだ。
宮崎君この子は、小5の後半から、ちょうどスーパーイーグルの開発の時期に入塾した。この塾のシステムを気に入っていた。もちろん理解力もあるが、とにかく週に3回来るだけなのに、泉ヶ丘に入った後も続け、高1では理系科目は終わっていた。小学生の頃から、君はこのスーパーイーグルを使えば東大にいけるとずっと言い続けた。東大に現役で受かった。
もっとたくさんいるが、教え子の方がいい大学に行った。笑。
子供の素質つまり潜在能力を見出し、それを引き出し、それを開花させる指導者が必要だと思う。
塾生特に小学生の頃からこの塾に在籍して、ラサールとか泉ヶ丘に行った子供は、他の塾より高い確率で、東大、京大、国立の医学部に合格して行ったと思う。
仮に進学校や自称進学校行ったとしても、その後どのような学習をし、どのように学校生活を送ればいいのか、合格した後も大切だと思う。
合格するだけではなくどのような考え方で、何をどのように学習するのか、小学生の頃から身につけると後は子供は大きく学力をつけていく。
大手の塾に行った子どもが伸び悩む確率が高いのは、基礎から固めるより問題演習をたくさんこなすことで、学力が付くと思い込んでいるからではないだろうか。
小学生には、基礎を身につける大切さ、反復の習慣、解けない問題をそのままにせず、基礎に分解させてもう一度考えることを教え、予習をさせ学校の授業を復習させる。
こういう学習を習慣付けると素質のある子の学力は、大きく伸び続ける。そういう指導を心がけたい。