昨日元塾生から電話があって、私大の医学部だめだったけど、麻布獣医に受かったと連絡があった。
こっちから電話しようか迷っていたが、どっか受かっていたらあっちからするだろうと思ってしなかった。
世間的には人はどう思うか関係ないが、自分はたいしたものだと褒めてやった。
現役で受かるのもえらいが、7浪でうかるのはもっとむつかしい。
大体受験のために受かる保証もないのに7年も続けられたことは、たいしたものだと心から思う。人はなんとでも言う。特に受験で苦しい思いをした経験のない人なら、」
なにやってんだろうで終わる。
学校に調査書請求するのがいやだとも言っていた。
高校卒業するとき、その高校の先生が、どうして獣医とか狙うのか、受かるわけないといっていた。その先生を自分は知っていた。直接その先生が自分に言った。
もちろん彼には話していない。
確かに卒業のころの成績は酷かった。
それから7年。本人曰く、どこ受けても、もうどこも受からないと思って気楽に受けたのがよかったかもしれないと。
学力はついていた。たろうはメンタルの方が苦しい。現役は同じ学力なら優位だ。
これを乗り切るには、学力だけでは突破できない壁がある。
いろんな経験をしただろう。
それがどんなに大きな財産か、年をとったらわかるだろう。
世間がどう言おうと、自分の中では、たいしたものだと言う評価しかない。
合格オメデトウ。