思考力が大切だとかそれはそうだろう。でも思考力といっても知識がないと始まらない。
成績の悪い子供は覚えるべきことを覚えていないのだ。小学、中学、高校、いろんな科目があるが、まず覚えるべきことを覚えていない科目は、得意科目になるのはむつかしい。
用語であってもどうしてそういう言葉なのか考えれば覚えやすくなる。
レベルがいろいろあるから一概に言えないが、覚えるべきポイントと用語は、どんな科目にもある。
これをおぼえないと始まらないという用語と定義を覚えていない子供が、出来るようになるのはむつかしい。
社会なら用語とか覚えないと始まらないし、英語は単語、数学なら定義と定理、理科でも用語とか覚えないと始まらない。国語なら漢字とか古典なら単語だ。
出来ない子は、覚えていないのだ。指導したらよくわかる。
社会とか苦手な子は、一問一答とかやらせるとはっきりわかる。ほとんど白紙になることがある。問題解きながらでも良いから用語をを覚える努力をしたい。
暗記しないと始まらないとどうしようもないものは、覚えないと始まらない。
暗記しないといけないものを覚えるのが、最初の出発点だろう。数学でも簡単な問題とか、瞬間的に答えが出るようにしないとお話にならないことが多い。
暗記がまずい言うのは、答えの過程を覚えたり、問題の答えをただ覚えるのが悪いと言うことで、定義とか用語の意味は正確に覚えるべきだろう。
これができていない科目は、得意科目にならない。
高校に入ったら理科とか社会とか数学もそうだが、用語が増える。
用語の説明をしてくれるのが、指導者の仕事だ思う。これでだいぶ覚えやすくなる。
読むだけでわかるなら、学校も塾もいらないだろう。
言葉を大切に。そして理解して覚えよう。