基礎と言っても科目によっていろいろ違う。たとえば英語なら、単語、熟語、文法だろう。単語も熟語も文法も独立したものではない。単語と言っても同じ単語でも、名詞もあれば,動詞もある。そうすると熟語とか、文法とか理解していないと、効率が悪い。 同時並行でやらないと効率が悪い。こういうのを関連付けて分かるようになるには、何度か回さないと凡人は分からない。
最初から完璧に理解しようとするやり方より、早くまわすほうがいい。これができていない人が多い。有機的な関連が見えてくる。 昨日ある浪人も言ったが、日本史は2年から初めて高3の11月で終わったと言う。でもそれはいいほうだろう。学校によってはセンター前でも終わらないことがある。 そもそも凡人が一回で記憶と理解とかできるだろうか。だいたい最初から凡人は無理なシステムの上で学習していると言うことだ。日本史が好きで、漫画日本史などを読んで興味も知識のあるある人なら違うだろう。
前にも書いたが、データー分析と言うのは自分らはやっていない。教科書からやったらよくわかった。それから問題を何題か解いたらポイントが分かった。 基礎からしっかりやって問題を解くほうが効率がいいし、基礎を前もって学校の授業とかでないと分からなくなる可能性が高い。 応用問題をいきなりやったり、むつかしい問題やっていいのは基礎のできた段階からだ。 英語とか単語とか覚えていない段階から全訳とかやってもおもしろくもない。
散々基礎を入れ込んだら問題を解いたりしたくなる。文法も単語もやってからだと自分の力を試したくなる。 そういう学習をしている子は少ない。ただやらされているだけの子が多い。 楽しそうにやってる子は、成績も何もかもいい方向に行く。 基礎もないのに応用とかやめたほうがいい。応用は、基礎に分解できる力がないと学習がいやになる。 雑な学習をしても力はつかない。
基礎を大切にしたい。 ただ応用問題がすらすら解けるようになったら楽しい。そのために我慢して基礎をつけるということだろう。塾生でもむつかしい問題とけるようになった子は、楽しさと自信を付ける。 目的は、応用問題がとけるようになること。そのための基礎と理解したい。 早く基礎を固めることができたら、圧倒的に有意義な学習ができる。