文章読んで図がかけるか

昨日小学生に算数の問題を解かせたら、問題を眺めている。何を考えているのだろうと言う感じだ。図を描かないと言うか描けない。算数の苦手な子は図を書かない。

計算だけやる有名塾の子は、算数の文章読んだら、数字だけ見て、かけるか割るか足すかと考える。この割合が高い。中学入試の計算すら工夫がいる。K病という。小3までにしたほうがいい。病気になると、治すのに時間がかかる。病気の子が田舎は多い。

高校生もわかりませんと言う。図を描いていないことがある。図を書かないで解けるほうがおかしい。浪人生でも、答えがわからないと言うが、文章を図式化しないことがある。

国語の文章も本当は、自分で図式化できれば、ほとんどの内容が頭に入る。

人間の頭は、整理し視覚化できないと、つまり全体の構造をイメージできないとと本当は理解できない。

中学受験の算数が思考力をきたえるが、それは図式化の能力を高めるからだ。できる子できないこというが、極論すれば、文章を頭の中で図式化できるかの差が大きい。

小学生に、図を描かせる練習をさせたら少しはましになった。学力つけたかったら、自分で何でも整理し、図式化できる能力を高めたほうがいい。

国語力も要約力だ。簡単に言うと脳みそにキーの言葉が入って関連付けられるかだと思う。

他の科目も応用が利く。図をかけるか。算数や数学だけではない。

手を動かし、耳を使い、目を使う。